
「40代で転職したい。でも失敗したらどうしよう…」
「転職したいけど、年齢的にもう遅いのでは…」
と不安になる方も多いと思います。
特にネットでよく見かけるのが「35歳転職限界説」です。
ただ、私は44歳で初めての転職活動をして内定を得ました。
→ 35歳転職限界説は本当なのか?実体験で検証した記事はこちら
転職“活動”そのものはノーリスクで、やればやるほど得をする行動
だということです。
この記事では、私の実体験も交えながら、
40代でも転職活動はリスクゼロで始められる理由と、得られる5つのメリット
をわかりやすく解説します。
理由①|転職“すること”と“活動すること”は全く別物だから
多くの40代が「転職活動=会社を辞める覚悟が必要」と感じています。
しかし実際は、この2つはまったく別の行動です。
転職する
→ 内定承諾・退職の判断を伴う(=リスクあり)
転職活動する
→ 情報収集・比較・準備(=ノーリスク)
転職活動は、言わば“準備運動”。
- 現職を辞める必要なし
- 誰にも迷惑がかからない
- やめたくなければ途中で止めればOK
応募や面談をしても、会社に影響はほとんどありません。
むしろ「自分は今のままでいいのか」「何に不満を感じているのか」といった
モヤモヤが整理されること自体が大きなメリットです。
転職活動はノーリスク、今の状態に不安・不満があるなら行動しよう!
理由②|自分の市場価値がわかり、40代の迷いがなくなるから
40代の転職活動で最も大きなメリットが、
自分の“市場価値”を客観的に知れること です。
こういった情報から、
「自分が市場でどう評価されているか」がはっきり見えてきます。
これは転職しなくても価値があります。
- 現職での評価交渉の材料になる
- これから習得すべきスキルがわかる
- 自分の強みを再確認できる
- “転職できる状態”をキープできる
知らないまま年齢を重ねる方がむしろリスクです。
市場価値を知ることは、40代のキャリアの安心材料になります。
自分の市場価値=客観的に評価。これが自信につながります。
理由③|他社を知ることで年収・条件の相場が分かるから
転職活動をすると、他社の待遇・制度・働き方を知る機会が増えます。
実はこの“他社比較”が、40代には大きなメリットです。
- 「意外と今の会社は待遇が良かった」
- 「もっと評価される環境が外にあった」
- 「同じ経験でも他社なら年収が上がる」
どちらの結果になってもOKです。
大切なのは「比較したうえで現職を選ぶ」か「転職を選ぶ」か。
どちらを選んでも後悔のない判断ができます。
“知らないまま働き続ける”ことの方が、よほどリスクなのです。
結果的に転職しなくても、今の会社の満足度が上がるならそれもOK
理由④|内定が出ても「入社する義務」はないから
「内定が出たら転職しなければいけない」
そう思っていませんか?
実際には、内定は承諾するまで“ただの選択肢”です。
もし条件が合わないなら断ればいいだけ。
現職に残ることももちろん可能です。
- 面談は無料
- エージェント相談も無料
- 書類作成も自分のペースでOK
- 誰かに迷惑がかかることはない
40代だからといって、“一度動いたら戻れない”わけではありません。
むしろ40代は、転職活動を一度経験することが
自分のキャリアを守るための“保険”になります。
転職活動には「時間」と「少しの手間」は必要ですが、お金も職も信用も失いません。
エージェントとの相談も無料、面談もプライベート時間で行えます。
履歴書を1枚書いても、誰かに迷惑がかかるわけではありません。
「内定=転職」ではありません。内定は納得できなければ断ってもOK。
理由⑤|実は「何もしないこと」こそが一番のリスクだから
40代になると、「今のままでいいのか」という漠然とした不安が増えます。
でも多くの人は、動かないまま時間だけが過ぎていきます。
40代は、会社の変化・組織の再編・評価制度の見直しなど、
環境が大きく変わる年代です。
何も準備せずにいると、次のようなリスクが高まります。
しかし、転職活動は情報収集にすぎないため、
動けば動くほど選択肢が広がります。
転職する・しないは後で決めればいい。
まず動くだけで“情報”という資産が手に入る。
これが私が44歳で転職活動をして強く感じたことです。
転職活動そのものは後悔はしない活動、やらないと後悔するかもしれません。
40代がノーリスクで始める転職活動のステップ
ステップ1:まずはエージェント登録(無料)
まずは登録して情報を見るだけでOK。
ビズリーチなどのスカウト型サービスは、
届く求人を見るだけで市場の状況が一気にわかります。
▶44歳で初めての転職活動で一番お世話になったビズリーチの登録から活用までを詳しく解説!
ステップ2:職務経歴書を一度書いてみる
応募しなくても“書く”だけで効果があります。
- 自分の強み
- 実績・経験
- 他社でも通用するポイント
これらが整理されて、キャリアの棚卸しができ、自分を客観的に見直すことができます。
ステップ③:エージェント面談で方向性を相談する
dodaやリクルートエージェントなどでは、
登録後に必ずキャリア面談があります。
プロに以下を聞くだけで価値があります。
- 自分の経験はどの業界で求められる?
- 40代でも転職できるポジションは?
- どんなスキルが不足している?
思いもよらなかった“強み”が見つかることもあります。
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まとめ|転職活動は“やるだけ得”のノーリスク行動
年齢を理由に行動を止めてしまうのは、いちばんもったいないです。実際、「35歳転職限界説」は今の転職市場にそのまま当てはまるとは限りません。
▶35歳転職限界説が間違いだと感じた理由(44歳の転職実体験)
40代の転職活動は、辞める覚悟がなくても始められる行動です。
やって失うものはほとんどなく、得られるものは次の3つ。
40代にとって最もリスクが低く、
最もリターンが大きい行動は「まず動くこと」です。
迷っているなら、小さな一歩で構いません。
あなたのキャリアは、あなた自身の行動で大きく変わります。
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